因果の道理(因果応報・因果の理法)についての説明です。
「因」とは原因のこと、「果」とは結果のこと。
まかぬタネは生えないが、まいたタネは必ず生える。結果には必ず原因があり、原因無しに起こる結果は万に一つ、億に一つもありえない。というのが因果の道理です。
科学でも「結果には必ず原因がある」のは当たり前のこととされています。
太平洋に飛行機が落ちてしまえば引き上げるわけにもいきませんので墜落の原因は分かりませんが、それは原因が分からないだけであって、原因が無いわけではありません。
こうしたありとあらゆる結果に対して原因がある、といういわば当たり前のことを言っているのが因果の道理です。
また、因果の理法と呼ばれることもあります。
「法(インドの言葉ではダルマ)」とは、「真理」の意味です。